中国旅行前に必読💛中国の鉄道の乗り方や種類をご紹介
こんにちは。
【日本人×中国広東省客家人カップルブロガー】の阿祥&阿雨です!
今回は、中国に来たら利用するであろう鉄道について、いろいろ紹介していきたいと思います。
これを読めば、わかること
1.中国の鉄道について知識を得られる
2.チケットの買い方、乗り方が分かる
3.中国の鉄道に乗りたくなる
中国はとっっっっても広いので、鉄道に乗る機会はたくさんあると思います。中国の鉄道は電車、列車と地下鉄の二種類があります。
火车(火車)
日本でいう電車、列車のこと。中国語だと火の車なのでちょっとかっこいいですね!
その中でも、さらに車体やスピード、新しさで何種類かに分けられます。新幹線も広義的に含まれています。
①快车 (快車)
中国語で「快」は「スピードが速い」という意味ですが、もっと速い種類があるので名前とのギャップは否めません(笑)
頭文字は「K」で、チケットには例えば「K2635」などと書かれており、火車の種類と番号が割り振られています。
緑色で、日本のJRなどの一般的な速度の電車に似ています。
快车には座席と寝台があり、種類も二つに分けられています。
席:①「硬座」一般的な普通の座席
②「软座(軟座)」少し快適で硬座より若干広い
※漢字では硬い柔らかいですが硬さは関係ありません!!
寝台:①「硬卧」寝台列車のベッド。普通。狭い。三段ベッド
②「软卧 」寝台列車のベッド。硬卧より少し広い。二段ベッド
阿祥と阿雨が実際に乗った硬卧。ギリギリ寝返りができるが大人一人が寝るのが限界の広さ。高さがなく頭をあげるとぶつけてしまうので注意が必要。
②动车(動車)
見た目も車内も日本でいう新幹線に近い。
頭文字は「D」。代表車は「和谐号」(こだま、ひかり、のぞみのような名前)。
速度は200km/hで速い時は230㎞/h~290㎞/hまで出る
2008北京オリンピックで大活躍した。当時では最新の車体。
席:①「一等座」:一般座席
②「二等座」:少し小さい座席
③「无座(無座)」:いわゆる「站票(立票)」で座席がない。しかし、値段は「二等座」と同じなので早めに予約することをおススメする。
2人が乗った「和谐号」。長距離の場合のみ「软卧」がある。
③高鉄
頭文字は「G」。代表車体は「复兴号」一番速い。速度は300㎞/h以上。
动车よりも最新型で、車内も美しく、Wi-Fiや充電口など設備も充実している。
席は动车と同じ。
長距離の場合のみ「软卧」がある。
★豆知識
火車のチケットはすべて指定席です。「无座」の場合は、日本の「自由席」と似ている。空いている席があれば、自由に座っても大丈夫。でも、次の駅でその座席の乗客がやって来たら、譲ってください。(「无座」の人たちがこぞって席を狙っています)
地铁(地下鉄)
地下鉄は日本と同じです。ホームには落下防止用の電動ドアがあり、乗車の待ち方や乗り方も変わりありません。
席を必要とする人がいたら、積極的に席を譲りましょう。
手荷物検査
中国では鉄道に乗る前に、必ず荷物検査があります。地下鉄もなんでも必ずです。
そういった意味で日本よりは安全でしょう。
引用:南鲲院校云岗校区
引用:南鲲院校云岗校区
イメージはこんな感じです、小さなかばんも要検査。
チケットの買い方、受け取り方
中国の火車のチケット売り場は二か所に分けられています。
①自動券売機
中国の身分証明書を持っている人が自分で購入できる。ネットで買った人は、券売機に身分証明書を置くだけで紙のチケットが出てきます。身分証のない外国人は利用不可。
②窓口(人工售票处)
スタッフさんがいるチケット売り場。
「人工售票处」はまた四種類の窓口を分けられています。
「售票」「取票」「改签」と「特别窗口」です。
・「售票」:チケットを買うところ。
・「取票」:ネットで予約・購入した人が紙のチケットをもらう。
・「改签」:チケットの時間・日付の変更。
・「特别窗口」:軍人・子供・お年寄り・学生用のチケットを買うところ。
阿祥と阿雨が「取票」の窓口でパスポートと身分証明書、そしてネットの予約番号で紙のチケットをもらいました。
車内での食事
火車では熱湯が使えます!!
みんながカップラーメンにお湯を注ぎにくるので、お湯取り合戦状態です!笑笑
お湯取り合戦に負けたら、熱湯切れになって食べれくなるので、なるべく早くお湯を注がに行きましょう。
最後に
中国の鉄道について少しはおわかりいただけたでしょうか。
日本と比べれば、チケットはとても安いので、積極的に使っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。
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