中国旅行💛雲南省💛麗江💛必見!中国で詐欺被害体験談!
こんにちは。
【日本人×中国広東省客家人カップルブロガー】の阿祥&阿雨(しょうゆ)です!
今回は、私たちが今年の2月に敢行した
「3weeks'中国旅行」Day5 part.1 雲南省麗江に到着! 必見!中国で詐欺被害体験談!!!をお届けします!
前回の記事はこちらです↓
「3weeks'中国旅行」Day4 雲南省大理観光(双廊) 麗江へ
雲南省大理を後にし、電車に乗って二時間で同じく雲南省北部の麗江に到着。
麗江(丽江、リージャン)は雲南省北部に位置し、南をむけば東南アジアがほど近い。
世界遺産である「麗江古城」(丽江古城)があり、外国人観光客のみならず、中国人も死ぬまでに必ず訪れたいと口をそろえる人気の観光地です。
そんな麗江について早々
2人は
詐欺被害に遭ってしまいました!!!!
今回の記事はこれまでとはカラーが異なりますが、
番外編として
詐欺被害の全貌をお見せします!!
2人が予想だにしなかった詐欺被害をありのままに書き記したので、ぜひご覧ください!!
(全貌を記すために文字が多くなりますが、経験談として注意すべきことなので、ぜひご一読ください。)
これを読めば、わかること
1.阿祥&阿雨が遭遇した詐欺事件がわかる
2.中国で注意すべきことがわかる
3.中国の民宿のあれこれがわかる
第一話
22:10 麗江駅(丽江站)に到着。
駅から出て、また「黒車」に乗ろうと思ったけど、ちょうど「丽江古城」行きの最終のバスがあった!
40分くらいで「丽江古城」の周辺のバス停に着いた。
15分くらい歩いて、「丽江古城」の中に入った!
麗江古城はかなりインスタ映えする景色が多いです。
(麗江古城については次回の記事でお伝えするよ)
「丽江古城」はこれまで行った「大理古城」、「双廊古镇」と違って、めっちゃ広いし、綺麗!感動的な景色が広がる!
さすが、世界遺産
とりあえず、予約した民宿に向かう。
「丽江古城」は地元政府の管理下にあるので、政府から建物を借りて、民宿を経営する人が多い。
民宿が多いので、着いたら現地で探してもいいけど、値段は事前予約より高くなることは間違いない。
これは、阿祥がエクスペディアで予約した民宿です。二泊予約しました。
1か月前に予約したので、めちゃ安い。2泊で3200円ぐらいです。
グーグルマップに従って、15分くらいで、予約サイトに書いてある住所に着いた。
しかし、予約した民宿の名前と一致している民宿はない!
あれ?住所はあってるのに!
どうしよう!
困っていると、一人の男(約30歳)が来た。Aさんと呼ぶ。
A「どうしたの?迷いましたか?何の民宿を予約しましたか?道が分からなかったら、教えますよ」
しょうゆ「本当ですか?助かります!」
予約の画面を見せた。
A「ここ?知ってますよ。連れていきますね。でもたばこを買ってくるから、ちょっと待ってくださいね」
しょうゆ「本当ですか?ありがとうございます!」
いい人と出会って良かったと、阿祥と阿雨は一安心。
Aさんが帰ってきた。
A「それでは行きましょう!」
Aさんの案内で、私たちは「丽江古城」の複雑な道を通っていった。
歩きながらAさんは「丽江古城」の歴史をいろいろ紹介してくれた。
しかし、阿祥が携帯のマップを見て、「なんか、おかしいよ。最初の場所とどんどん離れている。」
阿雨「携帯の地図の問題じゃない?」
歩いて歩いて、もう30分経ったのに、まだ着いてない。
阿雨「本当に知ってますか?もう30分歩きましたよ。一体どこですか?」
A「あれ、そうですね!広すぎるので、道に迷いやすいですよ。」
阿祥「携帯の地図を見たら、もともとの場所はあってるよ」
A「そうですか?もう一回見せくれますか」
阿雨「もう夜遅いし、中国の携帯電話がないので、直接民宿に電話して聞いてくれますか」
A「いいですよ!」
電話をかけてくれた。
A「ごめんなさい。私が間違えてました。最初の場所は合っています。戻りましょうか!」
は?!!
阿祥「最初の場所?探してたけど、予約した民宿の名前と一致しているのはなかったよ」
A「今年1月オーナーが変わったので民宿の名前も変えたって」
阿雨「そうですか。見つかってよかった」
Aさん「でも、泊まることができないって」
阿雨「は?!!どういう意味ですか?」
Aさん「よくわからないから、着いたら、オーナーに聞いてください」
この時、阿雨はAさんのことが怪しいと思うから、日本語で阿祥と話していた。
阿雨「この人は怪しい。信じられない。なんか企んでいる気がする。彼の言動を注意して。めちゃ怪しいよ」
やっぱり!帰りにAさんがずっと自分が経営する民宿のことをべらべら言ってた。
なんか騙された感じがするから、阿雨が怒った。Aさんの話を完全に無視!
阿雨「この人の目的の一つは私たちを彼の民宿に泊まらせたい。だから、わざと30分歩かせて、疲らせて、最後夜遅くなって、仕方がない時、泊まらせるつもりなんだと思う」
歩き続けて、やっと元の場所に戻った。
この時、電話中のオーナーが出てきた。30歳くらいの女性。Bさんと呼ぶ。
B「私はご予約の民宿のオーナーです。民宿はそれですよ」
見たら、入り口が写真と違うし、名前も違う。
阿雨「本当ですか?写真と違うし、名前も違いますよ」
B「そのサイトの写真は古いです。今年1月、オーナーが変わったので、新しいオーナーの私は入口や部屋のデザインを変更したり、名前も変えました」
阿雨「本当ですか?」
B「サイトの写真見てください。周りの建物や景色を確認してください。私の民宿の周りと一致しているでしょう」
阿祥と阿雨が丁寧に写真を確認して、確かにBさんのところ。
阿雨「じゃ、今チェックインできますか」
Bさん「すみません。ご予約の民宿は確かに私の民宿だけど、ご予約のサイトは昔のオーナーが管理しているので、私は何も知りません。なので、チェックインできません」
は???!どういうこと?!ふざけるな!ありえないでしょ!
阿雨「じゃ私たちがすでにオンラインで支払ったお金を返してください」
Bさん「え、私と関係ないですよ。その予約サイトは私は管理していないよ。困ったら、私の民宿はまだ一つの部屋が空いていますよ。日本から来た方ですね。昔名古屋で3年留学してたから、ちょうどいろいろ話したいです」
阿雨(日本語で)「じゃ、日本語ができますか」
Bさん「。。。。(沈黙)」
阿雨「この女も怪しい。嘘つき。3年留学してたのに、簡単な日本語でも意味わからない。Aさんと絶対仲間だよ。高い値段で泊まらせるために。」
阿祥「そうだね!俺たちが一か月の前に予約した値段は安すぎるから、泊まってほしくないかも。だから、この二人が協力して騙そうとしてる」
阿祥と阿雨が分析しているうちに、AさんとBさんもちっちゃい声で話している。
A「もう夜中12時半だし、みんな疲れたし、とりあえずBさんの民宿に泊まったら?」
B「そうですね、ちょうど今夜は一つの部屋が空いていますよ。春節期間なので、もともと一泊400元ですけど、かわいそうだから、200元でどうですか」
阿雨「泊まったら、もう支払ったお金を返してくれますか」
B「だから先言いました。それは私と全く関係ないよ。泊まりたくないなら、Aさんのところに行っても大丈夫だよ」
Aさ「明日は部屋がないけど、今夜は空いています。一泊100元でいいですよ。今ずっと議論しても意味がないから、とりあえず私の民宿に行きましょう」
一泊100元は意外と安い。予約した値段とあまり変わらない。疲れたから、また明日解決しようと思って、仕方がなくAさんの民宿に泊まることに。
Aさんの民宿は近くにあった。部屋は意外と綺麗だった。ベッドが大きいし、用品も全部用意してくれた。でも、Aさんはなんか怪しすぎて、なかなか安心できない。
不安の気持ちのまま寝ちゃった。
第二話
翌朝8時。アラームが鳴った。
目を開けたら、阿祥「夢で喧嘩した」
阿雨「は?誰と」
阿祥「昨日の2人。。。。」
「ははは~夢でも喧嘩したか。チェックアウトしたら、またBさんのところに行こう!」
昨夜のことはあまりにも怪しすぎる。このままほおっておいたらダメな気がする。
二人の「探偵」は真相を探しに行こう!ということになった。
名探偵コナンならぬ「名探偵しょうゆ」笑
昨夜の街に戻った。ちょうどBさんの民宿の隣の店が営業し始まった。
阿雨「あのう、ちょっと聞きたいですけど、隣の民宿は名前を変えられたことがありますか」
「私はここ7年間住んでいるけど、その民宿はずっとその名前ですよ。」
Bさんの嘘つき、一つゲット✔
Bさんの民宿の入り口だ。名前は「溪語名苑」だ。
ずっと「溪語名苑」なのに、なんで今年1月名前を変えたって嘘ついたの?
じゃ、私たちの予約した「溪云雅舍精品客栈」は一体何だ?私たち払ったお金は一体どこにある?
Bさんが出てきた。
B「今日は泊まりますか?もしくはほかの質問がありますか」
阿雨「1月契約したばかりだよね。じゃ、元のオーナーの電話番号を教えてくれますか?お金のことで相談したいから。」
Bさん「それは、個人情報なので、教えるのは無理です」
阿雨「何か責任があれば、私たち負いますから、教えてください。自分でその旧オーナーと話します。」
Bさん「無理です。」
阿雨「なんでダメですか。まさかそのお金はあなたのところに?」
たぶんめちゃ怒ってて、声が大きいから、奥のほうからおじさんが出てきた。
従業員か家族の一人か分からないが、その人は「分かった、分かったって」という。
結局、その人が電話してくれることになった。
電話してくれようとする時、Bさんが怪しそうに、その人に「だめ、あれは○○さんの電話だよ」って。声がちっちゃいけど、聞こえた。
B「昔のオーナーの電話番号は、ご予約サイトの電話番号だよ、自分でかけてください!」
電話したら、前のオーナーという男の声が出た。
★★★ここ注意!
昨夜Aさんがこのサイトの電話番号を見てかけてくれた。でも、その時はBさん(今のオーナー)が電話に出たよ。つまり、Aさん昨夜がこの電話番号じゃなくて、直接Bさんに電話かけた。この二人やっぱり仲間だ!
電話の男に事情を説明すると、なんと「私はもう民宿をやめたので、サイトとか管理していない。一切のことは私と関係ない。お金も知りません。私のところにはない。クレームしたいならどうぞ」って電話を切られた。
誰も認めない。?じゃお金は一体どこにあるか?
阿雨「この三人は絶対詐欺グループだよ。お客がネットで払ったお金はもらって、現地に着いたら、いい人のふりをして泊まらせて、もう一回お金をもらう。最後は3人で利益を分ける」
阿祥「そうだね!きっとそうだろう!」
阿祥はBさんに聞いた。
阿祥「じゃ今管理しているサイトを教えて。今日のあなたの民宿の部屋を予約するから」
B「ネットで予約する必要がないよ。お金払ったら、すぐチェックインできるよ」
阿祥「ネットで予約したいから、教えて!」
何度も「教えて」って言ったけど、ずっと自分が今管理しているサイトを言ってくれない。
つまり!!!
1月オーナーが変わったけど(本当に変わったかはわからない)、予約サイトなどをそのまま受け継いでいる。
エクスペディアや中国の予約サイト「飞猪」や「去哪儿网」には同じ予約画面がある!昔のオーナーが辞める時絶対その予約画面を取り消しするでしょ。そのまま受け継いで管理するので、残されている。
しかし、ずっと喧嘩して、Bさんはずっと認めない。最後民宿の奥に消えて、逃げちゃった。
最終話
阿祥と阿雨が仕方がないから、とりあえず「丽江古城」を観光しながら、解決方法を考える。しかも、今夜の泊まる先を探しなければならない。
「丽江古城」の南から、ずっと北に行って、空いている民宿に聞いて、全部300元以上だった。もう2時間くらい探していた。最後にやっといいオーナーを見つけた。場所は端っこで、ちょっと不便だけど、一泊200元で泊まらせた。しかも、部屋が結構広くて綺麗だった!(全員が悪いオーナーではありません、訳を話したら同情してくれて、安く泊まらしてくれました。
チェックインして、落ち着いてから、「丽江古城」を散策。(次回の記事をお楽しみに)
歩いて歩いて、麗江古城の中にある大きな広場についた。
阿祥「見て、そこ、クレーム対応のところじゃない?」
本当だ!!!「丽江古城旅客咨询服务中心」と書いてある!旅行に関する質問やトラブルや不満について相談できる!しかもそれは警察の派出所でもある。
阿祥「行く?」
阿雨「行こう!今警察の力を借りるしかない。」
中に入ると、スタッフがめちゃ優しくて、すぐお茶を出してくれた。
スタッフ「どうぞ座ってください。何かありましたか?」
阿雨が昨日と今日のことを詳しく全部説明した。
私たちのことを聞いて、「すぐ警察と連絡するので、少々お待ちくださいね」
3分くらい、6人の警察が来た。
また事情説明して、写真などの証拠を見せて、警察がすぐAさんとBさんの民宿へ調査に行った。
一人の警察があったかいレモンティーを買ってくれた。「寒いから、これ飲みながら、待ちましょう。」
しょうゆ「ありがとうございます!」
しばらくして、
スタッフ「たぶん30分くらいかかるので、一応この周辺景色とかに見に行っていいですよ?警察が帰ってきたら、またすぐ連絡します」
そうだね、待つのは退屈だし、スタッフとwechat(微信)を交換してから、阿祥と阿雨は散歩に行った。
30分後連絡が来た。派出所に戻った。
警察の話によると、今すぐには断定できないが、これは詐欺グループ事件だそうだ。
「他の人が再び騙されないように、また詳しく調査しています。2人の貴重な時間を無駄にしたくないから、とりあえず、騙されたお金を返します。」
日本ではありえないが、
警察のポケットマネーから、なんと騙された分のお金を返してくれた。
「分かりました。本当にありがとうございました!」
お金をもらって一応この事件が解決した、、
もう夜11時。阿祥と阿雨は散歩しながら民宿に帰りました。
自分たちが詐欺事件に遭遇したなんていまだに信じられないし想像もしてなかった。
丽江の警察が超いい効率で解決してくれたのも想像してなかった!
信じられない!変な民宿を予約してしまったけと、解決してよかった。
今夜は安心でぐっすり寝れる~!
最後に
わたしたちの詐欺被害体験談はいかがだったでしょうか?
わたしたちも初めての経験だったので、戸惑いましたし、怒りましたし、悔しい思いもしました。
でも、このまま泣き寝入りはどうしてもいやだったので、安全な範囲で勝負してやろうということになりました。
中国の民宿やホテルは基本的に問題はありません。日本と同じように、たまに悪い人もいます。
事情を説明したら、格安で泊まらしてくれた民宿にも出会いました。
みんながみんな悪い人ではないですが、危険はなるべく回避し、もし遭遇した時には安全に解決するか、諦めるかしてください。危険性がある場合は、とにかく諦めるのも一つの手だと思います。
今回は結果的に解決し、私たちにとっても良い経験になりました。ふつうこんな経験できませんから笑
迅速に対応してくれた警察にも感謝です。
次回は同じく雲南省の麗江を詳しく記事を挙げていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。
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